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「駅前縁日だドン!2024~能登震災復興を願って~」
「駅前縁日だドン!2024」~能登震災復興を願って~
2024年8月11日(日)
15:00~20:00
富山駅南口広場 軌道西側(マルート前)

【「駅前縁日だドン!」とは】

昨今、全国的に祭り行事が減りつつある現状を受け、富山の玄関口である富山駅前において夏の祭りの代名詞である「縁日」という形で老若男女にお楽しみいただける場として毎年8月のお盆前に開催します。例年は射水市の「越中祭青年会」協力のもと、太鼓や笛を使ったお囃子の実演の他、お子様たちの体験会を実施しております。将来的には富山駅前の風物詩となるよう毎年規模やコンテンツをパワーアップ。縁日の美味しく、楽しい屋台、太鼓や笛の綺麗な音色、この季節ならではの夏のイベントとし、さらに富山の祭り文化の発展に尽力します。

【~能登震災復興を願って~】

今年1月1日に発生した能登半島地震は現在も多くの方に様々な影響をもたらしております。その中でも、夏祭りが縮小開催や中止となる地域があり、活動する場が少なくなっている現状を受け、この度は石川県七尾市石崎町の方々の協力により「石崎奉燈祭」で使用される「奉燈※約高さ3mのもの」を使い、石崎町の子供たちのお囃子とあわせ富山県内初となる乱舞を披露します。また、射水市「越中祭青年会」の協力のもと、富山県内でも被害が大きかった氷見市の「氷見祇園祭」で使用される「太鼓台」の特別展示と巡行体験を合わせて開催します。石崎町奉燈祭の活気あふれる掛け声やお囃子、富山県内屈指の熱いお祭りである氷見市祇園祭の太鼓台が一堂に介するこの機会。多くの方に見て、感じてもらい、双方の祭りを体感していただける場とします。

「駅前縁日だドン!2024~能登震災復興を願って~」

今年で2回目の開催となる「駅前縁日だドン!」は今回「能登震災復興」をテーマに掲げ、富山駅前に登場します。

【概要】
開催日:2024年8月11日(日)
時 間:15時から20時まで
場 所:富山駅南口広場 軌道西側(マルート前)
主 催:富山ターミナルビル株式会社
協 力:越中祭青年会、石崎こどもパフォーマンス
エリア:「太鼓や笛、奉燈の展示や体験会、演舞」
      …開催時間は下記参照
    「昔ながらの縁日屋台」
      …15時から20時まで※遊び縁日屋台最終受付19:15 

「石崎こどもパフォーマンス」による笛、太鼓の演奏と奉燈の乱舞

能登震災の影響で今年は惜しくも縮小開催となった石川県七尾市の「石崎奉燈祭」。祭りで使われる「ミニ奉燈」(約3メートル)を使用し石崎町の子どもたちが奏でる奉燈囃子と合わせ、富山県内初となる奉燈の乱舞を披露します。その他、普段は石崎町の方しか触ることができない「奉燈」を特別に担ぐ体験ができます。

【開催時間】15:00~、16:00~、17:00~ ※各回30分程

【石崎奉燈祭】

昔気質が今に残る活気あふれる漁師町の七尾市石崎町。海の男たちが一年に一度熱い血潮をたぎらせる祭りが「石崎奉燈祭」です。七尾市の三大祭のひとつで、能登地方に数多く点在する奉燈祭の中で最も勇壮と言われています。

能登では各地で多くの奉燈祭が行われていますが、もとは京都の祇園祭の流れを汲むものであり、石崎地区でも古くは祇園系の山車を出していました。しかし石崎八幡神社の納涼祭(お涼み)で何度も火事に見舞われ、1889年に奥能登宇出津より古い奉燈を、網すき(網大工)の口添えで譲り受け、火を恐れ、鎮める神事である奉燈祭として替わって始められたと言われています。

今年は能登震災の影響で祭りが惜しくも縮小開催、悔しい思いをした男たちが本イベントで威勢良く演舞します。

「氷見の太鼓台(たいこんだい)展示と巡行体験」※協力:越中祭青年会

越中祭青年会の協力の元、富山県内で震災の被害が大きかった富山県氷見市の「獅子舞」や「氷見祇園祭」で使用される「太鼓台(たいこんだい)」の特別展示と巡行体験を開催します。

【開催時間】18:00~、19:00~ ※各回30分程

【氷見の獅子舞と氷見祇園祭】

氷見の「獅子舞」は春と秋に各地区で百を超える程開催されており、地域の人々は小さな頃から獅子舞に慣れ親しみ、地域に深く根付いたお祭りです。

華やかさと力強さが共存する「氷見祇園祭」は江戸時代中期から続くお祭りです。今からおよそ300年前、氷見町全体を襲った悪病の退散を祈願するため、悪病よけの神として京都八坂神社から祇園神の分霊を迎え、平癒祈願を行ったところ悪病が治った歴史があります。これに感謝して、神輿に祇園の神霊を奉還し京都の祇園祭を真似て町内を巡行したことが、氷見祇園祭の始まりと言われています。氷見市中心部で開催される氷見市最大の祭礼で、曳山や太鼓台が勇壮に曳き回され、太鼓台の巡行に多くの若者が参加する姿は非常に活気があります。夜には太鼓台同士をぶつけ合う喧嘩が行われ、盛り上がりは最高潮に。祇園祭も氷見市中心部の人々から愛される祭りの1つです。

「太鼓台(たいこんだい)」は獅子舞、祇園祭ともに共通して曳かれる氷見特有の小型の山車で、大きな松の木が取り付けられているのが特徴です。今回はその太鼓台を初めて富山駅前に繰り出します。皆様ぜひご覧ください。

昔ながらの縁日屋台

昨年大好評だった駅前縁日屋台が今年はさらにパワーアップ!射的やスーパーボール、ヨーヨー釣り、輪投げ等、大人も子どもも楽しめる昔懐かしの遊び縁日屋台に加え、かき氷、お酒等おいしい飲食屋台が登場します。

ぜひ夏の思い出に、皆様のお越しをお待ちしております!